[寄稿記事]医療と人工知能関連の鉄板有望ベンチャーはどこですか?

sponsored link

現役医師が、医療と人工知能関連の鉄板有望ベンチャーを紹介します

医者
医者

どうも笑ゥもなりざさんと申します

 

本業は医者なはずなのですが、昨年仮想通貨アカウントを開設し、何の因果かCPCという著名なサイトに駄文を寄稿させていただき、今回またこうして寄稿をさせていただくことになりました。

人様の、それも仮想通貨界を代表するインフルエンサー様のブログに寄稿するなんて、私はいったい何を書いたらいいんでしょうか。

しかし落ち着いてこのブログを眺めると、いかに精神的ローコストで仕事を切り抜けるかだとか、マッサージクッションが最高だとか書いてあって、どうも仮想通貨関連である必要は全くなさそうです。

 

そこで、自分がたまたまディープラーニングに興味がある人なので、せっかくなので医療とディープラーニングに関連するベンチャーで自分が良さそうと思うやつをいくつか並べてみました。

 

ザハ
ザハ

ディープラーニングって何かえっちな意味ですか?

おそらく違います

 

ザハ
ザハ

ディープラーニングとブロックチェーンに興味がある医者。設定を盛りすぎとちがうか?

はい…

AILLIS

https://aillis.jp/

「AILLIS」をGoogleで検索すると、LINEのカメラアプリがひたすら出てきます。

写真加工なら全部AILLISにお任せあれ!とかAppbankが言ってますが、それは無視して検索ページの下の方を見てあげてください。同名のLINEアプリの記事に混じってひっそりとたたずむのが、このAILLIS様のサイトです。

代表の沖山翔氏は東大卒で元救命救急医というエリートドクター。

そして医療系ベンチャーの有名どころのMEDLEYから独立して会社を立ち上げたという方です。

AILLISの事業はAIを用いた診断補助システムの開発に特化しています。

今中心となっている事業は「AIによるインフルエンザ濾胞の検出」というプロジェクト。

このプロジェクトは医師の熟練した診断能力をデータとして蓄積して、ディープラーニングでどんな未熟な医師でも高度なレベルの診断ができるようなモデルを作ります

経験を積んだ医者が自分の目で見てわずかな異常を見つけたりしていた熟練の診断技術も、ディープラーニングに持ち込んで人類の財産として医学論文のように蓄積していこうというものです。

喉の診察所見であるインフルエンザ濾胞で、インフルエンザかどうかを診断するのは普通の医者にはできないのです。しかし、どうも熟練を積んだ高齢の医師でできる人がいたらしく、それがプロジェクト発足のきっかけだそうです。

その診断技術を機械レベルでできるようにして、研修医でもできるようになればいいよねというお話です。

今後インフルエンザの診断だけで終わるつもりは当然ないでしょうし、本プロジェクトのノウハウを他の病気の診断技術開発に展開していくと予想されます。

ちなみに同プロジェクトはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業に採択されています。

データさえあれば応用性の高いノウハウを蓄積していくのは間違いなく、将来性という点でかなり期待したいプロジェクトです。

MICIN

https://micin.jp/

もともと「株式会社情報医療」という、それはさすがにあれじゃない?という名前だったのを、改名してMICINという名前になって本当によかった企業です

(参考)

この企業は、すでに600を超える医療機関に採用されているオンライン診療サービス「クロン」を手がけています。

オンライン診療は高齢化社会を迎える日本にとって必須の領域であり、将来の市場の拡大が確実なので注目です。

代表の原聖吾氏は元医師で、国立国際医療センター研修医を経たのちに日本医療政策機構、マッキンゼーを経てMICIN(当時は情報医療)を創業した人です。

CTOの巣籠悠輔氏はGunosyの創業メンバーの1人で、最近はもはやディープラーニング界では著名な人物の1人。

巣籠氏は国内のディープラーニングの研究機関では頂点ともいうべき東大松尾研の招へい講師もつとめており、この企業のディープラーニングガチ感は相当なもの。

オンライン診療サービスのプロジェクトはそれだけでも将来性のある事業ですが、それを利用した

 

医療データ収集→ディープラーニング解析による新規研究開発

 

が本丸であると考えられます。

国立がんセンター東病院との大腸内視鏡画像解析、名古屋大との産後うつ研究などアカデミアとのコラボもすでに充実しています。

両プロジェクトは現在の日本の医学研究費を取りまとめるAMED(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構)の事業に採択されており、公的な研究費による医学研究に参画していることもなんか覇権を握ってる感あります。

 

AIM

https://www.ai-ms.com/

AIMって検索してもGoogle検索トップはWeblio辞書ですし、この企業が検索何位か調べようとしましたがぜんぜん出てこないので諦めました。

AIMはディープラーニングによる内視鏡画像診断支援システムを開発している企業です。

内視鏡っていうのはいわゆる胃カメラや腸カメラのことです。

胃カメラの画像の診断はがんを見つけるために大事ですが、医師の熟練度が大きく影響する分野です。

そこでこの企業は、胃カメラの画像の診断で見落としを防ぐ診断補助技術の開発を行っています。

代表の多田智裕氏は内視鏡専門医で、実は自身も開業してクリニックを持っている人です。

彼の開業するさいたま市は胃カメラ検診を取り入れた先進的な地域でしたが、その画像の診断を開業医で夜な夜な持ち回りでこなすという、内視鏡専門医にとっては地獄の地域でした。

彼自身が開業でクリニックの仕事で忙しい中、夜遅くまでひたすら胃カメラの画像を診断し続けるつらさを経験して、この事業を立ち上げるに至ったとのことです。

会社設立後、同調する医師を巻き込みながらプロジェクトは拡大しており、現在は協力施設30、内視鏡医40名が共同研究に参画するまでに至ります。

プロジェクト自体はがん研有明病院、大阪国際がんセンターを含めた大規模病院との共同研究でデータの蓄積を行なっています。

さらにはEbio medicine、Gastric cancer、Scientific report、Gastrointestinal endoscopyという著名な医学雑誌に論文をバンバン出しており、アカデミックな活動性も非常に高いプロジェクトです。

プロジェクトはすでに胃がん、ピロリ胃炎、食道がん、大腸がん、さらには潰瘍性大腸炎の重症度診断まで、口から肛門までの診断補助を完成しつつあります。

内視鏡領域でのディープラーニング診断では国内では学術的にもプロジェクトとしてもトップランナーと言えるでしょう

 

まとめ

 

とりあえず今気になっているやつを3つ並べてみましたが、実はいずれも東大発ベンチャーなんですね。

東大のドクターはみんなすごいなぁと思いました(小並感)。

 

ザハ
ザハ

医療×AI でひとつビジネスアイデアを思いついたんですが

はい

ザハ
ザハ

大学病院の医局の忘年会での一発芸が、とにかく過激で過酷だという噂を聞きました

どこからそんなしょうもない知識仕入れたんですか?

医局によりますが、間違ってはいないですね…。

ザハ
ザハ

ディープラーニングでな、一発芸をな、考えてあげるサービスはどうかなあ?

どうなのかなあ?

寄稿ありがとうございました!突然の寄稿依頼に何の躊躇もなく応じていただけました!ディープラーニング関連のベンチャーは文鳥もウォッチしていて、いい感じのところは投資してみたいなあと思っていたところです。本郷でよさげな東大生を拉致して働かせるのが一番投資効率がよさそうだな!ガハハ!!!

年始にAIxブロックチェーンという夢のようなICOに100万円近くぶち込んで大損したことなんてもう忘れた!ガハハ!!

もなりざさんはTwitterをやっています。

現職の医師でありながら、ブロックチェーンに興味を持ち、Twitter上の女を抱きつくし、異様に都内のおしゃれなバーに詳しいという奇特な方です。ザハとは、去年の秋ごろ、共にTierionという不思議なブロックチェーンプロジェクトのノードを建てたり壊したりした頃から仲良しです。また素晴らしい寄稿をお待ちしております!