次世代R&Bシンガーの女王の椅子は?iri、Awich、あとlulu

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ザハ
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R&B文鳥です

このブログではしつこく女性R&Bシンガーについて書いていきたいです。なぜなら、わたしが物心ついた瞬間に宇多田を聞き、椎名林檎で恋を知り、バイトの店長の運転する車のカーステでaikoを聴いた世代だからです。女性の恋はドス黒いR&Bのリズムでしか語りえない瞬間があるんです。

以前書いた次世代R&Bシンガー記事の第2弾となります。

「iriちゃん知らなったマジで最高」「あいみょんを置き石ていどに紹介するなボケ」など、様々な反響を頂きました。ありがとうございます。

今回は第2弾ということで、あの、えー、特に真新しい目線はないんですけど、はりきっていきましょう。

次世代R&Bシンガーの女王の椅子は?iri、Awich、あとlulu

歌声と曲のクールさがチート、iriちゃん

前回紹介したやろがいって感じなんですけど、以前書いたあとさんざん聴いてもっかいハマったので1回紹介します。

iri

神奈川県逗子市在住。自宅にあった母のアコースティックギターを独学で学び、アルバイト先の老舗 JAZZ BAR で弾き語りのライブ活動を始め、2014 年、雑誌「NYLON JAPAN」と「Sony Music」が開催したオーディション「JAM」でグランプリを獲得。HIP HOP 的なリリックとソウルフルでリヴァービーな歌声で、ジャンルレスな音楽を展開。2016 年 10 月アルバム「Groove it」でビクター・カラフルレコーズよりデビューし、iTunes Store にてトップ 10 入り、ヒップホップ / ラップチャートでは 1 位を獲得。 2017 年 3 月には、Nike Women「わたしに驚け」キャンペーンソングとなったシングル「Watashi」をリリース。続く 11 月、 EP「life ep」をリリースし、再び iTunes Store のヒップホップ / ラップチャートで 1 位を獲得。ドノヴァン・フランケンレイターやコリーヌ・ベイリーレイのオープニングアクトを務め、Chloe や VALENTINO のパーティーにてパフォーマンスを披露するなど、多方面から注目されている新進女性アーティストである。— 公式HPより

iri 「Watashi」 Music Video

そのへんのラッパーよりも普通にうまいラップからサビで「Hey I gotta move…Hey I gotta move…」っていうの20代の宇多田でも無理でしょ。天才か?

物騒、Awich姐さん

AwichについてはChaki ZuluっていうYENTOWN(という大所帯なHIPHOPクルー)のプロデューサーが曲提供してるので知りました。今はYENTOWNの一員になってるんですね。SALUくん(がんばってほしい)と決闘罪で有名なANARCHYおじさんとの物騒すぎるMusicビデオが印象的です。

Awich – WHORU? feat. ANARCHY (Prod. Chaki Zulu)

第一声が「お前の弱いマフィア 出直して古いサティアン」からの「マジでお前誰?(Who R U?) マジでお前誰?(Who R U?)」。物騒ですね。

・2008年、アメリカ人の男性と結婚し、長女を出産。

・2011年、インディアナポリス大学で起業学とマーケティング学の博士号を取得。家族で日本に戻り暮らすことを決めていた矢先、夫が銃殺されるという悲惨な事件に直面する。その後、娘と共に沖縄に帰郷。

経歴も物騒ですね。1回渋谷でライブを観たんですが、ライブはむちゃくちゃすごかったです。セクシー&物騒のAwich姐さんの動向は今後にかけて派手になっていく気がします。
新曲のトラックも前回同様chaki zulu作でしっとりしたバラードです。一聴して「これアメリカじゃないか?」って思いました。レベルが高い。
Youtubeにはないですが、カップリングの「紙飛行機」というシングルがEGO-WRAPPIN’のサンプリングみたいで、これがかなり好みでした。最近2000年代の曲からの派手なサンプリング曲が地味に多くてうれしいよね。ゆるふわギャングとSALUくん(がんばってほしい)の曲とか。

夏の終わりはlulu + Mikeneko Homeless あとchelmico

ふつうに知ってる人なんで、もう全人類好きかなと思ってたんですが、まだか?もしかして世の中がまだluluちゃんの良さに気づいてないのか?って気がしたので書きますね。おぼえて帰って下さいね。

あのね!luluちゃんはね!シンガーソングライターでねッ!!毎年、夏ごろに1曲ずつくらいのペースで曲を出して、つい先日メジャーデビューされたらしいです。おめでとうございます。
猛スピードで夏は 思い出へと変わるから
すいかの匂いも ぬるい眠りも きれいに畳んでしまいこんだ
小説の書き出しみたいだよね。歌詞なんだぜ、これ。
わたしが学生の頃はバンドやる女の子なんかは、みんなこぞって東京事変とか、椎名林檎の歌い方の真似をしたと思うんですけど、今の子はみんなluluちゃんの歌い方を真似してるんじゃないの。そうでもない?そうでもないか?
これの作曲をしているのは、三毛猫ホームレスというよくわかんないダンスミュージックユニットで、例のトーフビーツなんかを輩出したネットレーベルMaltine Rechordの出身です。3年くらい前に爆発的に流行ったネットレーベルブームもひと段落しましたが、当時マルチネレコード周辺で活躍していた若いDJたちは、今やメジャーシーンで引っ張りだこのようです。よかったな、お前ら、仕事ができて。
三毛猫ホームレスが地味に楽曲提供しているchelmicoはもうメジャーデビューして普通にめっちゃ売れてるので、luluちゃんもほうもじわっと人気が出てくると確信しています。ほんと多分一瞬で売れると思う。がんばってほしいです。

「歌謡曲は常に時代とともにある、世の中を映す鏡である」的な文言あるじゃないですか、あるかな。多分ある。

それとは反対に、私は宇多田ヒカルがタワレコのビジュアルポスターか何かで言っていた、この受け答えが好きです。

——今をどのような時代であると思いますか?

時代と関係のないところで生きてきたのでわかりません。

——その中で、音楽はどのような役割を担っていると思いますか?

音楽に責任はありません。

こんな時代が〜〜より先に「今夜5分だけ会いたい」「忙しいからこそたまに息抜きしましょうよ いっそ派手に」みたいな、半径5mくらいのパーソナルなメッセージが歌になって、そういう女の人たちの声が無数に積み重なったものが時代だよねという気持ちです。社会学者的にはそうじゃない、と言いたいでしょうけど。